菊池章子「星の流れに」

      2022/05/01

作詞した清水は、第二次世界大戦が終戦して間もない頃、東京日日新聞(現在の毎日新聞)に載った女性の手記を読んだ。もと従軍看護婦だった彼女は、奉天から東京に帰ってきたが、焼け野原で家族もすべて失われたため、「夜の女」として生きるしかないわが身を嘆いていたという。戦争への怒りや、やるせない気持ちを歌にした。
曲名:星の流れに
発売:1947年10月
作詞:清水みのる
作曲:利根一郎
唄:菊池章子


 - 女性